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こんにちは!むぎ@です。
副業でワンルームマンション投資をしています(⇒プロフィール)。
このブログは、東京23区で中古ワンルームマンション投資をしている経験を発信するブログです。
会計ソフトfreeeを使えば、確定申告がとても楽になると実感しています。
ところが、会計ソフトをはじめて使うひとは慣れるまでに時間がかかる人もいます。
むぎ@はこれまでに、「初期設定の方法」と「不動産所得を自動で帳簿付けする方法」について記事を書きました。
そして今回は、不動産投資で必要な帳簿付けからe-Taxで確定申告をするまでの具体的なfreee操作方法をご紹介します。
freeeの公式ページを読んでも、不動産投資はマイナーな扱いで情報が分散して分かりにくいので情報をまとめました。
後半は、freeeで作成した確定申告書をスマホで提出する方法を紹介しています。
freeeの初期設定やテンプレート設定、自動帳簿付けの設定がまだの人は、本文でも紹介していますが、詳細はこちらの記事を読んで設定することをオススメします。
最初はfreeeの無料プランではじめよう
freeeにはいくつかの料金プランがありますが、不動産投資であれば一番安いスタータープランで十分です。
そしてお試しの無料プランがあって、有料プランと同じ管理画面で操作ができます。
会計ソフトの導入を検討しているなら、無料プランで使い心地を試してから購入することをオススメします。
freeeの使い方は簡単で本当に使いやすいです。
確定申告を青色申告でするには、税理士に依頼するか会計ソフトで帳簿をつけるのが一般的です。
理由は、青色申告に必要な書類は複式簿記で帳簿づけする必要があるので、簿記の知識がないと自力作成が無理だからです。
そして自力で帳簿作成・確定申告をした場合と比べて大幅に時間削減ができますので、ぜひ一度無料プランを使ってみてください!
下のリンクにある公式サイトの「無料でお試し」をクリックして、メルアドとパスワード設定をすればすぐに利用できます。
この記事は、実際にfreeeの画面を見ながら読んでいただくと理解がしやすいです!!
※メールアドレスとパスワードを設定して、いくつかの質問に答えるだけ!
ソフトのインストールも不要です
freeeの無料プランで出来ること
無料プランは有料プランにくらべて使用制限がされていますが、操作感を試すといった利用であれば十分です。
会計ソフトを初めて使うひとが、「自分でも使えるか?」を確認するときに便利です。
ここでは無料プランでできることをカンタンにご紹介します。
直近30日間の取引が記録できる
freeeの無料プランでは、直近1ヵ月分の取引を記録したり閲覧することができます。
しかし、30日を過ぎると内容を閲覧できなくなりますので注意してください。
また、取引内容をファイル出力することもできませんので、過去の取引内容を保管する方は有料プランを検討してください。
freeeの無料プランは1カ月だけお試しで操作ができるプランですから、確定申告用の書類を作成するには有料プランに加入する必要があります。
チャット・メールでサポート
無料プランでもfreeeのサポートセンターにチャットやメールで問い合わせることができます。
freeeの使い方についてや、確定申告・記帳についての一般的なことであれば答えてくれるでしょう。
チャットは、freeeの営業時間中(平日・日中)であれば基本的にすぐに返答が届きますが、無料プランでは登録後1週間しか利用できません。
メールは返信に約3営業日かかります。
これが有料プランだと、チャットの利用期間は制限がなく、メールの返信が約1営業日になっています。
freeeの無料プランで出来ないこと
1年間の取引記録の閲覧とファイルへの出力ができない
freeeの無料プランは30日を超えた取引内容の記録を閲覧することができません。
そして取引記録の出力ができませんので、確定申告する帳簿記録の保管を義務付けているので実用で利用するのは難しいです。
1年間の帳簿作成ができない
freeeの有料プランは、取引記録を基に帳簿の出力機能も付いていますので、簡単に帳簿作成ができます。
一方の無料プランでは取引記録が30日分しかないことと、10データ分までしかデータ出力できないため、年間を通した記帳作成をfreeeの無料プランだけで完結させることはできません。
□ 会計ソフトに興味がある人
□ 他の会計ソフトからfreeeに乗り換えを検討している人
□ freeeについて色々質問したい人(チャットとメールを使用)
freeeの料金プラン
freeeには3つの料金プラン(スターター、スタンダード、プレミアム)があります。
支払い方法は、スターターとスタンダードが月額払いと年額払いに対応しており、プレミアムは年額払いのみです。
不動産投資なら一番安いスタータープランをオススメしますが、月額払いと年額払いでは年間で6,600円(税込み価格比較)も違うので、年額払いで契約するのがベストです。
アプリ版のfreeeは利用したことがないので、今のところ情報発信を見送ります。
2023年2月現在の料金表を貼っておきます。(参照元:freee公式ページ)
freeeに記帳する方法と手順
はじめてfreeeをつかう場合、次のような流れで確定申告をおこないます。
①freeeの初期設定をする
②主な勘定科目の税区分を設定する
③テンプレートの作成と自動設定登録をする
④銀行・クレジットカードの入出金で「未処理」になっている項目を処理して登録する
⑤自動取り込みができない現金の入出金を処理する
⑥登録した取引を修正・削除する
⑦固定資産を登録する
各項目について説明します。
①freeeの初期設定をする
初期設定で一番大事なのは、不動産所得を記帳できる設定にすることです。
初期設定の詳細は次の記事を参考にしてください。
①[設定]→[事業所の設定]をクリックします。
②[詳細設定]タブから[不動産所得使用区分]欄の[使用する]にチェックを入れて、保存をクリックする。
③[取引]→[取引の一覧・登録]
勘定科目欄に追加される「不動産」を選択してから、先頭に[不]がついた勘定科目(不動産所得用の勘定科目)を選択して取引を記録する。
④不動産取引で利用する銀行口座やクレジットカードとfreeeを連携させる。
家賃が入金される銀行口座は、プライベートと分けてください。
理由は2つあります。
家賃をプライベートで使ってしまうと、ローン返済や急な修繕費が発生したときに対応ができなくなります。
そして、不動産投資専用の銀行口座があれば、帳簿記入など入出金の管理が楽になって記録ミスが少なくなります。
不動産用の銀行口座を開設するならfreeeに連携した銀行を選ぶこともお忘れなく!
口座の登録は、メニューにある[口座]→[口座の一覧・登録]をクリックして行ってください。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください
②主な勘定科目の税区分を設定する
freeeで設定できる税区分について
『勘定科目』とは、取引で発生するお金の内容を示す見出しのようなものです。
freeeを操作してるうちに理解できますので、今わからなくても気にしないで進めてください。
取引で発生する金額は、消費税が課税されるものと課税されないものがあります。
freeeは大きく分けて、「課税売上」「課税仕入」「対象外」「不課税」「非課売上」「非課仕入」が選べます。
消費税がかからない取引には「対象外」「不課税」「非課売上」「非課仕入」の4つがあるなど、最初につまづきそうな個所でもあります。
呼び方が複数あるのは、消費税法の条文の内容が理由のようです。
ですが、確定申告で大事なのは課税対象の取引とそれ以外を区別することです。
ですから、不動産賃貸業では、「課税売上」、「課税仕入」、「対象外」で記載すれば、確定申告の計算間違いは起きません。
不動産投資で使う主な勘定科目と税区分のまとめ
不動産投資で使う勘定科目は、原則「不」が頭に付きます。
たとえば、税金を示す「租税公課」という勘定科目は、事業用では「租税公課」、不動産用は「[不]租税公課」となります。
不動産投資関係の勘定科目で[不]が付かないのは、「長期借入金」「事業主借」「事業主貸」「土地」「建物」などです。
次に書いた『freeeに勘定科目と税区分を登録する方法』に従って入力すれば完了です!(ほとんどが初期設定のままでOKです)
ここから先は有料記事とさせていただきます。
freeeで確定申告書を作る方法とe-TAXで申請する方法をまとめています。
記事作成にかなりの労力がかかりましたので、有料化にご理解いただけますと幸いです。